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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン（2010年6月号掲載分）

形と水彩画で遊ぶ　- 形の構造と方向線 -

方向線とはその名の通り、描くモチーフを構成する線や面の方向のことを言います。

　　　　

上の絵のように球や立方体などの基礎的な形を理解し組み合せると、複雑なモチーフもその方向線が見えるようになっていき、より形や立体感を表すことができます。

　

例えば左の貝の絵、貝の年輪のような横に連なる線と、それが外に向かって大きく伸びてゆく線が、その貝を構成する方向線だと言えます。

 

 

また、隣の瓶の絵は、方向線を�@意識したもの（右側）と�Aそうでないもの（左側を並べた絵です。どちらが瓶の形の構造が分かりやすいでしょうか？

方向線をほんの少し意識することで物の見え方や描き方が変わってくるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

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