水彩画教室パステル ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2011年2月号掲載分)

反射光で描く水彩画 - 反射光を捉える -

鉛筆デッサン 円柱

上からの光の場合、一番下(モチーフの中でも地面に一番近い)部分が暗いように思いますが、実はそうではありません。

モチーフと同様地面もまた光が当たっています。地面が受けた光が反射しモチーフの下部を照らします。

これを反射光といいます。この反射光を捉えるかそうでないかで作品の立体感や雰囲気が違ってくるので、モチーフを観察する時には注意してみましょう。

鉛筆デッサン 球体

絵にする時に注意しなければならないのは、光を直接受けた部分よりも反射光を受けた部分の方が明るさが弱いということ

あくまでも暗い部分の中でほんのりと明るい程度に表現をするとより自然に描けます。

このようにモチーフは周りの環境や光に影響を受けて見えています。次の作品作りに少し意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

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