水彩画教室パステル ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2011年6月号掲載分)

下描き時間で見せる水彩画 - 鉛筆でどこまで書き込むか -

水彩画の描き方 暖色寒色

ディテール(詳細部分)もしっかり表現されたリアルな絵を描きたい人には、鉛筆でよく描き込んでから着彩をするのがおすすめです。

@鉛筆で先にしっかり描いておくと、少し色をのせただけで、形がはっきりとした写実的な作品に仕上ります。逆に描き込みを見せるのではなく、A全体の雰囲気をイメージにして見せたい場合や、水彩画の性質や技法を活かしたい場合は鉛筆であまり描き込まない方がおすすめです。

上記は、下描きの時間を調整することで簡単に違いをつけることができます。

制作時間の半分ぐらいを鉛筆の時間にすると前述(@)の作品になり、下描きを簡単に済ませ、制作時間のほとんどを着彩にあてると後述(A)の作品になります。

下描き時間を長くすること、また短くすることで自分に合った表現が見つかるかもしれません。いま自分がどのくらい下描きに時間をかけているか、一度チェックしてみるのも面白いかもしれませんね。


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