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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン（2012年4月号掲載分）

濃度で魅せる水彩画　-　階調表を参考にしよう　-

今回のワンポイントは普段の作品の振り返りチェックです。絵の具の濃度が示された階調(グラデーション)の表を用意しました。

表には絵の具に水をあまり含んでいない濃いところから水をたっぷり含んだ薄い色まで５段階ありますが、実際に描いた１枚の作品の中では１から５までの差がなかったりします。

この表と普段の作品を見比べることで、自分の作品が淡いのか濃いのかを客観的に知ることができるので、ポスターや油絵のようにしっかりした絵が描きたいか、紙の白を活かした淡い絵が描きたいかの傾向がわかります。

その他にも、１枚の絵の中で濃い薄いのメリハリをつけたいという場合に絵の中の明るい部分と暗い部分をそれぞれチェックすることで描く時の目安にもなります。皆さんも、まずは過去に描いた作品と階調表を並べてみましょう！

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