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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2012年8月号掲載分)
位置で魅せる水彩画 - 形をとった時の位置確認方法 -
形をとった時に「何だか不自然…」と感じたことはありませんか?
今回は、静物画や風景画の他にも人物クロッキーの時など、あらゆる時に使える位置の確認方法を紹介します。
形をとる時には、どうしてもモチーフを部分的に見て描いてしまいがちです。例えば人物の場合、そうして描き進めると腕の位置に違和感があったり、膝の位置がずれている気がしたりと部分的な位置がずれることで不自然に感じます。
そんな時は、形をとると同時に図のように補助線を作って描いているモチーフの位置を確認してみましょう。頭の大きさを基準に上下の体の長さを測ったり、肩や足の位置に平行線または垂直線を引き位置を確認するなどして、実際のモチーフと作品を比較します。すると目で追うよりも簡単にどこの部分の位置がずれていたかを発見することができます。
道具を使って測る場合はデスケルや測り棒という長い棒を使いますが、鉛筆でも十分測れます。まずは鉛筆を持った腕をまっすぐ伸ばして角度や長さを測ってみましょう。
静物画の場合の位置確認例
それぞれの高さが正しいか平行線をひいて確認する。(青線)
立方体の裏側の線を引くことで形がおかしくないか確認する。(緑点線)
立方体の線を伸ばしてみてその他のモチーフのどこにあたるかを確認する。(赤点線)
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