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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン（2013年5月号掲載分）

想像で魅せる水彩画　-　イメージ画を描いてみよう　-

イメージ画は自分の想像した物や感じた色を自由に作品にするジャンルです。画面の中をモチーフや色で構成することから、大学受験などでは色彩構成とも呼ばれています。初めて描く場合は何か目の前にモチーフがないとなかなか描き出せないことがあります。そこで今回は、静物画にプラスアルファで描くやり方を紹介します。

《制作しやすい描き方の手順》

�@ まずは描きたいモチーフやテーマを決めます。（リンゴ、祭、春、夢など）
�A モチーフやテーマにそった素材を考えます。
　例）・祭→お神輿、提灯、花火、金魚…　・リンゴ→うさぎ、白雪姫、重力…
�B 素材を組み合わせて画面の構成を考えます。
　例）・素材を切ったり、浮かせてみたりするなど視点を変えてみる
　　・素材を複数にして並べてみる、画面に散らしてみる
　　・素材に大小をつける、形を変化させる、色を変えてみる

↑ 中心のリンゴのみ実物を見ながら制作
（まわりは色やイメージした素材を配置）

上記のように、モチーフを観察しながら、実物とは違った変化を加えて作品にしていきます。

非現実的な世界や、ファンタジーな世界など絵だからこそ自由に作れる作品を制作してみましょう！きっと新しい楽しさが見つかります。

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