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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2016年5月号掲載分)
補助線で魅せる水彩画 - バランスよくお花をスケッチ -
花びらから茎まで順番にお花スケッチをしてみたら、何だか不自然になったということはありませんか? 今回は補助線を使ってバランスよくお花をスケッチするヒントを紹介します。

アネモネなど花びらが開いたお花の描き方
開いたお花を描こうとすると@のように無意識に全ての花びらの長さが一緒になってしまったという失敗がよくあります。その場合、真正面から見たような形になりますが、自然に咲くお花は横や斜め上を向いていたりします。Aを見ると花びらの上下左右の長さの見え方が違うのがわかります。
形をバランスよく描くには、Bのように花びらの先をつないだ円と花の中心を先に描き大きさや位置をとります。その後、花びらの詳細を描き込んでいくと向きと長さの自然な花が描けます。(C)
花びらなどの詳細な形を描いた後は補助線は消しゴムで消してしまって大丈夫です。短時間で描く写生・スケッチでは、そのまま残しておいたりもします。補助線は薄めに描いておくと、お花の邪魔をしないですね。
チューリップなど閉じ気味のお花の描き方
花と茎を別々に見て描くと、ちょっとした角度の違いで茎に花が乗っていないような不自然さが出ることがあります。そんな時は先に茎も花も含めた補助線を描くと安定感のあるスケッチになります。
その他、お花の種類ごとの形の取り方なども、今後機会があれば紹介したいと思います。
水彩画 お花の形の描き方
バランスよくお花をスケッチ・写生
水彩画のコツ 豆知識
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