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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2016年6月号掲載分)

補助線で魅せる水彩画 - バランスよくお花をスケッチ2 -

前回のワンポイントレッスンに引き続き、お花のスケッチに役立つ補助線の描き方の紹介です。


描き始めはアタリ線から

アタリ線(補助線)を描いてバランスのとれた水彩画を

気になった部分からお花をスケッチしていくと、画用紙に対してお花が小さく寂しい画面になったり、逆にはみ出して描きたい部分が入らなかったりと構図の段階で失敗してしまうことがあります。

静物画と同様にまずはアタリの線を描いて画用紙に対する主役の花の大きさを決めるようにしましょう。
アタリ線← アタリ線の例



アタリ線をお花の種類ごとに変えてみる

だいたいの大きさの丸を描いてアタリをつけますが、お花の種類によっては単純化した形体まで描くと、1枚1枚の花びらの詳細を描き込んだ後もバランスが良く見えます。

下の見本はわかりやすいように色をつけていますが、実際は鉛筆で薄く描いて後から消す程度です。お花それぞれの構造を観察して理解しながら描いてみましょう。

お花の描き方 水彩画の基本1

お花の描き方 水彩画の基本2

↑ 先に構造を描くと花びらに惑わされません。
この形の上から花びらを付け加えてみてくださいね。






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