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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2017年3月号掲載分)
写生で魅せる水彩画 - 桜のスケッチをしよう! -
今回のワンポイントレッスンはこの時期のスケッチなどで知っておくと役立つ、桜の色や描き方についてのお話です。
水彩画:桜の色や描き方は?
桜は種類によって色合いや濃さは様々ですが、水彩画で描く際にはピンクが濃くなりすぎないように描くのがポイントです。ピンクというと教室のパレットではオペラという色にあたりますが、この色をそのまま使ってしまうと鮮やかすぎて不自然に見えることがあります。朱色(バーミリオン)を足して少し色を落ち着かせるのがオススメです。
↑ バーミリオンの代わりに少しの黄色でも可。
サーモンピンクのような色合いになります。混ぜた色を水で薄めて使ってみましょう!
○混ぜてできたピンクで木全体を塗るのではなく、光の当たった部分は白く残しておくぐらいが塗りはじめのオススメです。そうすることで桜色の淡さと同時に光が当たった感じも表現できます。水で濃淡の調整をしてみましょう。
○桜の影の部分にグレーやブルー系を使いすぎると色が濁った感じになってしまいます。(左図)ピンクの濃い色や紫系で影をつけると濁らず上品な感じに仕上がります。(右図)
○木の枝はところどころ途切れさせると、手前にも桜の花がかかったように表現できます。
上記のいくつかのポイントをおさえて、きれいな色の作品を心がけてみましょう!
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