水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2017年6月号掲載分)

毛並みで魅せる水彩画 - 動物の毛並みを描いてみよう -

毛の長い動物(ライオンのたてがみや馬のしっぽなど)は形を捉えるだけではなく、その毛の質感も出せるとよりその動物らしさが出てきます。今回のワンポイントでは、動物スケッチに役立つ毛並みの描き方について紹介します。



水彩画 動物の毛の描き方

毛の長い動物は鉛筆で下描きをする時や絵の具で筆を運ぶ時に、毛並みの方向を意識して手を動かすように描きます。特に絵の具で塗り進める際は下塗りから意識するだけでも、少しの色ムラが毛の方向として表れます。まずは毛の流れがどこへ向かっているか観察して描き進めてみましょう!

動物の毛の描き方 水彩

下塗りが乾いた後は陰影をつけると同時に毛を描き込んでみましょう。(光の当たる明るい部分は毛を描き過ぎない方が良いです。)

動物の毛並みの描き方 水彩画

細筆で1本1本描く方法もありますが、素早く描きたい時には向きません。そんな時には、絵の具のついた筆を根元から押さえて毛先を割って塗ると細い線を同時に描き込むことができます。水の量でかすれたり、滲んだりするので、丁度よい量を試し紙で探ってから本番に描き込んでいきましょう。

水彩画 ドライブラシのやり方 例

↑ 指で押さえるのがやりにくい場合は、試し紙に筆を押さえつけて、毛先をボサボサにしてから描くのもOK。










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動物の描き方
水彩画ドライブラシのやり方 例

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