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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2019年3月号掲載分)
モチーフで魅せる水彩画 - 自然物と人工物の分類 -
静物画や風景画などで自然物と人工物を意識して選んだことはありますか?
それぞれの特徴を知ってモチーフ選びの参考にしてみましょう。
自然物と人工物を分けて考えてみよう!
自然物は野菜や果物、流木、山や湖など人の手が直接加わっていないものをいいます。
自然物はいびつです。リンゴひとつとっても真ん丸という事はなく、少し歪んでいる方がそれらしく見えたりしますね。また、人工物に比べ自然物は形が多様で個性的です。その特徴をよく観察することが大切です。
一方、人工物とは、その名の通り人工的に作られた物の事で、テニスボール(球体)、お菓子の箱(立方体)、トイレットペーパー(円柱)、瓶(球体と円柱の組み合わせ)、橋やビルといった建物など幾何学的で規則的な形をしている物が多いです。形をとる時にしっかり描かないと歪んで見えたりなど違和感が生まれやすくなります。その点では自然物の方が難易度が易しい場合も多いですが、それぞれの形のとり方を学ぶとカッチリした人工物らしさが出せるようになります。
モチーフ写真や実際の静物には、人工物ばかり集まったもの、逆に自然物だけのもの、両方がバランスよく入ったものなど様々です。絵の題材として描いたことのないもの、描いてみたいものを「自然物」「人工物」のくくりで、それぞれがどのくらい入っているか探してみるのも面白いかもしれません。
自然物と人工物の分類
水彩画 モチーフを選ぶヒント
水彩画のコツ 豆知識
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