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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2019年4月号掲載分)
色鉛筆で魅せる水彩画 - 水彩と色鉛筆を併用する -
以前に鉛筆の代わりになる水彩に合う画材としてミリペンを紹介したことがありましたが、今回は色鉛筆・水彩色鉛筆について紹介したいと思います。
水彩絵の具と色鉛筆は相性がよい
水彩と併用できる画材として色鉛筆は相性がよく、意外と使えます。色鉛筆だけで絵を描こうとすると水彩で塗るよりも手数が必要になりますが、良いとこ取りをして広い面積は水彩、下描きや細かい描き込みなど部分的に色鉛筆を取り入れてみるのも面白いかもしれません。
例1)下のウグイスの絵は下描きに色鉛筆を使用しています。
淡くやさしいタッチにしたい場合は、輪郭線を色鉛筆で描くのも面白いですね。
例2)種のモケモケした調子や葉脈には色鉛筆、花の広い面積やペタッとした影には水彩を使用。こちらは出したい質感によって使い分けるのがポイントです。
水彩色鉛筆という画材を使ってみる
画材屋さんでは水で溶ける色鉛筆、『水彩色鉛筆』という画材が売られています。
これは色鉛筆で塗り込んだあと水のついた筆でなでると溶け出して水彩のタッチのようになる画材です。これもそれだけで描くのも面白いですが、水彩と併用してみるのも面白い効果が期待できます。
先に塗った色鉛筆のタッチをぼかして弱めたり、逆に乾いたあとに色鉛筆のタッチを残しながら描き込んだりと、水彩絵の具を使用する前後で調子が違うので少し慣れが入りますが、表現の幅は広がる画材です。
水彩絵の具と色鉛筆を併用する
水で溶かせる水彩色鉛筆を使ってみる
水彩画のコツ 豆知識
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