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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2019年9月号掲載分)
連作で魅せる水彩画 - 連作(シリーズ)化してみよう -
同じテーマやモチーフに基づいて複数の作品を作ることを連作、またはシリーズと呼びます。
連作化(シリーズ化)すると、自分の描きたいものが何か、テーマやモチーフをより深堀りでき、タッチや色など個性の発見にも繋がります。
連作の例1:身近なモチーフを描く
● 断面を描く … 身近な例でいうと、お料理をする方は見慣れた食材なども絵になります。野菜や果物の断面図は意外な形をしていることもあり、絵にしてみると面白いモチーフかもしれません。
その他にも身近な人物シリーズ、大事にしている小物、育てている植物など身の回りから探してみると意外と見つかることもあります。
連作の例2:名画の例
有名どころでは、印象派の画家クロード・モネは連作が多い作家です。農村の風景を描いた「積みわら」や「ルーアン大聖堂」の連作、晩年の「睡蓮」の連作など、同じモチーフを構図や色を変えたりして何度も描いています。
美術館で気になった作家・作品を見てテーマを学ぶのも良い刺激になりますね。
上記はごく一部の例で、他にも好きな色で縛ったりなど、いろんな形の連作があるかと思います。まずは難しく考えずに今まで描いた絵で楽しかったモチーフを構図や色味、描き方などを変えてもう一度描いてみるのも面白いと思います。
また、連作ができたら並べて飾る楽しさもありますので、ぜひやってみてくださいね。
作品を連作化・シリーズ化する
同じ題材やモチーフを描く
水彩画のコツ 豆知識
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