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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

年賀状で魅せる水彩画 - 大きなかたまり ⇒ 細かい部分 -(2019年11月号掲載分)

年賀状などのハガキサイズも基本的には大きな画用紙と進め方は一緒です。今回はリアルなねずみ年賀状を描くにあたって、水彩画の効率の良い描き進め方をおさらいしてみましょう。

 ねずみ年賀状 水彩画
 



進め方の基本【 大きなかたまり ⇒ 細かい部分 】

水彩画の進め方として、「大きなかたまり」を先に塗ってから「細かい部分」を描き込むのが基本です。細かい部分を先に塗ってしまうと、後から全体の色を塗った時に、せっかく描いた細かい部分が潰れてしまうからです。
 

描き進め方の手順

@ 明るめの色で主役全体を下塗りする。
主役の色の中でも一番明るい色に合わせて色を作り、その色で全体を下塗りします。

A 乾かしている間に他の大きな部分を塗る。(背景や主役の影など…)

 水彩画年賀状 描き進め方1

B 主役の細かい部分を描く。
毛の流れ、耳の色、濃い色の部分などの詳細は全体の下地が乾いてから重ねていくと失敗しにくくなります。
 水彩画年賀状 描き進め方2

C 主役に合わせて周りの細かい部分を描き込んだら完成!(文字や模様、影のさらに濃いところなど…)主役を引き立てているか、主役よりも目立っていないかに注目してみましょう。
 
 ねずみ年賀状 水彩画 ハリネズミ








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大きなかたまり ⇒ 細かい部分
水彩画でねずみ年賀状

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