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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
省略・整理して絵づくり - 参考作品と写真を比較しよう -(2019年12月号掲載分)
水彩画を始めたばかりの時は、どのくらいの描き込み具合にすればよいか、どのくらいの濃さで描くかなどの感覚が難しいところです。そこで今回は講師の参考作品を見ながら、その例を見ていきましょう。
(講師 柘植 香里 参考作品)
上はモチーフ写真、下は作品です。几帳面な方だと背景や葉の詳細など細かいところまで描かなくてはと思いがちですが、省略したり形や色を変えたりするのも絵づくりには大切です。
● 端っこにある見切れたスモモや葉っぱは省略。
● 葉が長い部分は絵の中では短くなっています。
● 写真のモヤモヤしたピンボケ背景はそのまま描かず、水彩技法のぼかしで彩りを加えています。
● 背景の左上は明るくすることで明暗のバランスをとっています。左のスモモは光を受けて、右のスモモは陰の中にあるという関係性が強調されています。
作品を見ていると、主役のスモモ4つとすぐ上の葉数枚をしっかり目に描き込み、それ以外はあっさり描いたり、主役を引き立たせるような色を置いたりなどして絵づくりをしているのがわかります。じっくり見比べてみてくださいね。
参考作品と写真を比較しよう
省略・整理して絵づくり
水彩画 講師作品例
水彩画のコツ 豆知識
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