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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

透視図法で魅せる水彩画 - 一点透視図法で描いてみよう -(2021年10月号掲載分)

風景画を一点透視図法で描いてみよう

 一点透視図法 水彩

前回の二点透視図法では消失点が二点ありましたが、一点透視図法では消失点は一点となり、こちらも風景などを描く際によく使われる技法になります。建物や地面の線など自分の視線に平行に進む線は全て一点に集まることで「遠くは小さく、近くは大きく」の遠近を規則的に表現できます。


モチーフ写真や見ている実際の風景で、一点透視図法かな?と思ったら右の図のように線を引いて消失点を見つけてみましょう。消失点やそこからでる線の角度を捉える事で、整理できた形を描く目安になります。

 一点透視図法1
 一点透視図法2


一点透視図法の手順

 一点透視図法 手順

@ まずは地平線(水平線)を引きます。(目線の高さで地平線の位置は変わります。)
A 地平線上に消失点を作ります。
B 実際の風景やモチーフ写真を見ながら、目安となる建物等の位置をとり、消失点からの奥行きの補助線を引きます。
C 描いた位置や補助線を目安に詳細を描き込んでいきます。

☆角度に注目するとより自然に形がとれます。

以上、簡単な説明になりましたが、一点透視図法ぜひチャレンジしてみてくださいね。








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