水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

距離で魅せる水彩画 - 遠くで見る印象と近くで見る印象 -(2022年4月号掲載分)

展覧会では作品を額に入れて遠くから眺める機会となりました。ご自身の作品や他の方の作品で、最初に遠くから見えた印象と、近くでじっくり見てみた印象が違うのを感じた方もいらっしゃるのではないかと思います。



大きな陰影 > 細かい部分

人の目はまず最初に全体の大きな陰影を捉えて、その後細かい部分を順番に見るようになっています。展覧会などの広い展示場所では、普段近くで制作している見え方と違いますので、客観的に作品を見る良い機会となります。


(遠くからみた感想例)
光が差し込んだきれいな風景だ。
建物と空の明暗差が迫力だな。
 遠くから見た絵画


(近くからみた感想例)
○○のお花が描いてある。
質感もしっかり出せているな。
  近くから見た絵画


上記から、細かい部分が先に目立ってしまっては不自然な絵と感じてしまう事になります。大きな陰影よりも先に細部が目立っていないか(細部に集中しすぎて大きな陰影を壊していないか)を遠くから眺めたり、目を細めて見たりしながらチェックしてみましょう。








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遠くで見る印象と近くで見る印象

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