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心理学で魅せる水彩画 - 心理学で使われる絵画(バウムテスト) -(2023年3月号掲載分)


自由に描く絵画は自身の心理の状態が現れることも多いもの。心理学で、人の深層心理を図ることに使われる心理検査で有名なものに「バウムテスト」という木の絵を描くものがあります。もしご興味がありましたら、下の解釈の例を見る前にぜひ、一枚の紙(A4ぐらい)に鉛筆で自身が思う木の絵を自由に描いてみてください。

(注意)絵の上手、下手は関係ありません。また、深層心理がすべてがわかるわけではなく、あくまで思考や状態などを把握する補助です。ここでは心理テストのような感覚で楽しんでみてください。



バウムテストからわかる解釈の例

○ 木の大きさ:大きな木の場合、自信に溢れている、積極的な様子。
普通の大きさの木の場合、バランスが取れ、協調性がある。
木が小さく低位、何事にも自信がない、引っ込み思案。

○ 幹の状態:幹がまっすぐな場合、頑固で意地っ張り、負けず嫌い。幹が右曲がりは、断れない、お人よし。左曲がりは引っ込み思案。幹が太い場合は、元気いっぱい、生命力にあふれている。細いと、疲れている、頑張れない。

○ 枝や葉、実の状態:枝がたくさん描かれている場合、高揚感、空想家。枝が曲がっており四方にまたがっている場合、執着型、没頭型。はっきりした葉を描く場合、社交的、人懐っこい。枝に実がついている場合、目標を持ち実行している最中。落ちた実が描かれている場合、目標をあきらめたことがある。



その他、地面や根、木の位置や筆圧、描く速さ、順番など、ここでは書ききれない部分も多いので、気になる方は本などで詳しく調べてみるものおもしろいですね。(ネットでも方法や解釈など検索すると出てきます。)



木のイメージ画 水彩画











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心理学で使われる絵画(バウムテスト)

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