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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
時間で魅せる水彩画 -夕暮れ・黄昏時を描く-(2025年11月号掲載分)

「アンコールワット」はカンボジアにある12世紀に作られた寺院です。薄暗く明暗がはっきりしすぎない夕暮れのイメージが今回のポイントです。
夕暮れのアンコールワット:着彩の手順例
@ 画用紙全体に空の色を塗ります。
空のピンク色を空だけではなく画面全体に塗り、夕方の暗さや色の統一感を出します。(見本ではクリムソンレーキにバーミリオンを足して薄めた色を使用。

A 木の色や地面の色を塗ります。
建物の色で木などを塗りつぶさないよう、木や地面の色を先に塗ります。

B 建物の色(1回目)を塗ります。
おすすめの混色はクリムソンレーキにビリジャンヒューを混ぜます。木を避けながら建物部分全体を塗ります。また建物の色が映る池の水面にも同じ色を入れます。

C 建物の色(2回目)を塗ります。(冒頭の画像参照)
Bよりも少し濃い色で、建物の濃い部分を描き込んでいきます。 この時、明暗差はつけすぎず、薄暗い雰囲気を壊さないようにすることが大事です。
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夕暮れ・黄昏時を描く
透明水彩 風景画の描き方
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
水彩画教室Pastelの教室では、その時々に合った風景画の手順など、個別にアドバイスさせて頂きます。夕暮れの描き方、空の描き方、建物の形のとり方など、描いてみたいモチーフがあればご相談ください。
