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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
タッチの幅で魅せる水彩画 - 遠近でタッチの幅を変えてみよう -(2020年3月号掲載分)

風景画で広い地面や海などを描く時は横向きのタッチで描くことが多くなります。
その時、遠いところと近いところで幅を変えていますか?チェックしてみましょう。
地面や水面は横タッチがよいワケ
図@のように、正方形に等間隔の線を引いたものを真上から見た地面に見立てます。広いグラウンドをイメージしてもらうといいかもしれません。
それを人の目線の高さから見下ろしてみると図Aのようになります。(例は一点透視図法です。)縦線は角度をもってこちらに向かってくるように見え、平行線は平べったく間隔が狭まります。
@で見る広い面積が、Aのように平べったくギュッと詰まった感じになるので、絵の具で表現する際には縦向けのタッチよりも横向けのタッチが適切という事になります。次に、青と緑の色分けを見ると、遠くにある青の方がより平べったく間隔が狭まるのが分かりますね。
横タッチの幅を変えてみよう

Aの図でもあったように、奥にいくに従って、小さく(幅は狭く)なっていくので、手前の方は太めの横向きタッチで、遠くの方は細い横向きタッチを重ねると、地面や水面は自然に仕上がります。少し斜めの線だと傾いて見えたりもしますので注意が必要です。
広い面積を人の目の高さで見てみると
一点透視図法
遠近でタッチの幅を変えてみよう
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
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