水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

HOME > ワンポイントレッスン > 太い筆と細い筆

水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

タッチで魅せる水彩画 - 太い筆と細い筆 -(2024年5月号掲載分)

太い筆と細い筆

何だかいつも同じような雰囲気になる」、「違う感じの絵を描いてみたい」そんな方は、いつもと筆の太さを変えてみるのも一つだと思います。

いつも緻密に描かれている方は、太い筆のみを使って崩して描いたり、大きなタッチで描いても作品がまとまりやすいかもしれません。逆に細かく描いてこられなかった方は、小さい作品でも構いませんので、細筆を使ってディティールまで描いてみるのも面白いです。

金魚 水彩 細い筆

・モチーフをじっくり観察する
・リアリティを追求する
・手数を多くして仕上げる
・細かい手の動きで脳トレに


金魚 水彩 太い筆

・自由な筆の動きを楽しむ
・大きな色の変化や調子を捉える
・少ない手数で仕上げる
・自分なりに色や形を作り変える

同じモチーフを描いていても、作品の雰囲気や、制作の意味合いが全く違うのがわかります。どちらも良い悪いはなく、集中したり没頭できる描き方です。筆を変えていつもと違う描き方を体験をすると、次の絵から見る目や表現の幅が広がります。ぜひ、気が向いたらいつもは使っていない筆の太さに変えてみてくださいね。





前月分へ    翌月分へ





絵画のタッチ、筆跡、筆触、筆致
水彩画 太い筆と細い筆

水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室

水彩画教室Pastelの教室では、お好きなモチーフで皆さま一人ひとりに合った内容を指導します。ぜひ教室の方にも絵を描きにきてくださいね。


▲ページトップに戻る