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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2012年5月号掲載分)
技法で魅せる水彩画 - マスキングの効果 -
明るい小さなものをたくさん描いたり明暗が入り組んだ絵を描くのは、まわりを根気よく塗らなければいけないので大変です。そこで使われるのが「マスキング」です。マスキングとはあらかじめ塗り残したい部分をマスキング液やテープで覆って紙の白さを残す技法です。今回はマスキング液の使い方について紹介します。
1. まず、筆にマスキング液をつけて白く抜きたい部分を塗っていきます。
2. マスキング液が乾いたら、まわりを描き込んでいきます。この時、マスキング液が白く残したい部分を覆ってくれているので、色のはみ出しを気にすることなく上から一気に背景の色を塗ることができます。
3. 周りの描き込みが終われば、消しゴムや指、専用のラバー等でマスキング液を剥がします。最後に白く抜いた部分の調子を整えれば完成です。
注意点:作品にマスキング液をずっとつけたままにすると剥がしにくくなります。
また、マスキング液で描いた筆は固まって使いにくくなります。使い終わったら、専用の洗浄液や水ですぐに洗いましょう。(筆はあらかじめ水で濡らしておきましょう。)
《こんな時に使えます!》
・白っぽい細かい花や模様
・川や海の絵に出てくる白い波
・木漏れ日、雪
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