水彩画教室パステル ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2013年6月号掲載分)

画用紙で魅せる水彩画 - 自分にあった水彩紙は? -

画材屋さんに行くと様々な種類・金額の画用紙が売られています。水彩絵の具は用紙によって作品の雰囲気が変わりやすい画材ですが、何を基準に紙を選べばよいでしょうか?今回のワンポイントでは見分けるヒントを紹介いたします。


《 紙の種類をチェックしてみよう! 》

・白色度…紙自体の色味と白色の強さ。
    黄色っぽいもの、青っぽいもの、白が強いものなど様々。
・凹凸具合…紙表面のでこぼこの違い。粗目、中目、細目などがある。
・弾き具合…紙表面に滲み止めがどれだけ塗ってあるか。
  (凹凸具合と弾き具合で絵の具のにじみやぼかしの表現が変わります。)
・発色…同じ色を塗った時に鮮やかに見えたり色が沈んで見えたりします。
・厚み・表面強度…薄手の紙か厚手の紙か。紙表面は潰れやすいかどうか。
・価格…上記のような紙の違いにより1枚15円〜1,000円など様々です。

用紙による違い 水彩

@教室で使用している用紙:白っぽく、弾きすぎず滲みすぎないバランス型。
Aヴィフアール:黄色っぽい水彩専用紙。少し高価だが滲みがきれいに出る。
Bケント紙:青っぽく表面がツルツルした滲まない用紙。細かい絵やデザイン的な絵に向きます。デッサンにも使用される。

水彩紙にはアルシュワトソンワーグマンなど他にも様々な種類や取り扱いメーカーがあります。

一般的に高価な紙のほうが良いとされていますが、描く人それぞれのタッチ、滲ませ具合などによって合う合わないが出てきます。画材屋さんによっては、発色見本、グラデーション見本などが置いてある所もあるので、自分がいいと思う用紙を見つけてみましょう!また、Pastelの教室でも普段の画用紙よりも少し高めの水彩紙を販売していますのでお気軽にご相談ください。


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