水彩画教室Pastel(パステル)ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2014年6月号掲載分)

ぼかしで魅せる鉛筆画 -  スケッチで手早く雰囲気を作る -

今回のワンポイントは野外などで鉛筆スケッチをする時にも役立つ雰囲気作りの方法を紹介します。


@は鉛筆だけで全体の調子を描いた状態です。鉛筆だけのスケッチでは鉛筆を立てたり寝かしたり、描く方向を変えたりしてタッチを変えます。

鉛筆スケッチ ぼかし過程1


Aは@の絵に、さっ筆やティッシュを使ってぼかしを入れました。
空など広い面積はティッシュで、建物や木の暗い影はさっ筆で擦っています。@では鉛筆の隙間の白浮きしていた所がAではぼかすことでなくなり、しっとりと落ち着いた雰囲気になりました。

鉛筆スケッチ ぼかし過程2


BはさらにAからぼけすぎた部分を消しゴムや練りゴムを使ってシャープにしました。(屋根や木の明るい部分)また、空の雲を練りゴムで描くように作りました。

鉛筆スケッチ ぼかし過程3




鉛筆に加え、さっ筆や練りゴムを使ってみると手早くいろんな表情が出せるのでぜひ試してみてくださいね。

鉛筆タッチをぼかす練りゴムやさっ筆

さっ筆(擦筆)は紙でできていて汚れてきたらカッターなどで削って使います。






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鉛筆画でぼかすテクニック
鉛筆スケッチ さっ筆 練りゴム(練り消し)

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