水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2019年1月号掲載分)

静物で魅せる水彩画 - モチーフの位置を記録する -

教室で実際のモチーフを見ながら静物画を描くと何回かの授業にかけて1枚の作品を完成させる事がよくありますね。毎回モチーフを片付けるとなると、次に描くときに位置や向きが変わってしまう事があるので、ここでは続きを描きやすくするヒントをお伝えします。

水彩画モチーフ 複数ある場合の位置の記録

画用紙と鉛筆で位置を残す

最初にモチーフを組む際に画用紙を1枚下にひいておき、モチーフの配置後に鉛筆で位置を記しておきます。その際に向きがあるものの場合は矢印で方向も書いておくと便利です。

水彩画続きを描く時 鉛筆で位置を記録


テープで位置を残す

下に画用紙がひけない場合、例えば布の上に瓶を乗せた時などはマスキングテープなどを細かくちぎって位置を記します。これはモデルを呼んで人物を描く時にも有効で、足の位置や座った時のおしりの位置の記録などに使います。

水彩画続き テープで位置を残す


写真を撮る

生モノの場合(お花や青果など)、次に続きを描くときには悪くなってしまう場合もあります。
その場合はデジカメやスマホなどで写真を撮って残しましょう。ただ、実際の目で見たモチーフとカメラのレンズを通して見たモチーフの形や印象は違います。最初に目で見て描いた形や印象を大事に、写真は塗り進める色や明暗などの参考として活用しましょう。










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水彩画 続きを描く時の注意
モチーフの位置を記録する

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