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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
濁色で魅せる水彩画 - にごった色をあえて作る -(2019年10月号掲載分)
水彩絵の具の場合、色は混ぜれば混ぜるほど鈍くなり濁っていきます。透明水彩画らしさを出したい場合は濁らせすぎないようにするのがポイントですが、今回はあえて濁らせたほうが良いモチーフを紹介します。秋や冬の絵など、時にはシックな暗い色もいいかもしれません。

濁った色を使うと効果的なモチーフとは?
濁った色が効果的なモチーフとして、重量の重たいものや分厚いもの、アンティークや枯れ葉、鉄さびなどの時間が経ったものなどがあります。またどんよりした曇りや雨の天気、落ち着いた雰囲気や暗い心情など、状況によっても濁った色を含ませていくと効果的です。
濁った色の作り方
色の種類を多く混ぜるほど色は濁ります。パレットの上で3原色(赤・青・黄)を混ぜてもよいですし、青に茶色を混ぜたりなど色んな組み合わせを試してみましょう。黄色系の濁った色はイエローオーカーが使いやすい色です。
また、透明水彩絵の具の白色は半透明です。上記の色にこれを混ぜても一気に色が濁ります。
絵の具を多めにコテコテに塗ると下の色が透けにくい(不透明に近い)状態になります。
水の量も調節しながら楽しんでみましょう。
にごった色をあえて作る
水彩画の濁色、白い絵の具
水彩画のコツ 豆知識
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