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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

ドローイングで魅せる水彩画 -子どもの擦画と大人のドローイング-（2023年1月号掲載分）

子どもの擦画と大人のドローイング

今回の展覧会DMの背景は恐れながら中嶋の次男（１歳５ヶ月）の絵を採用しました。

１〜２歳ごろに、鉛筆やペンなどでぐちゃぐちゃと殴り描きをする時期を擦画期（さつがき）といいます。何か意味のあるものを描くのではなく、自分が手を動かしたことで色がつく、それが増えていき形になることを純粋に楽しむ時期であり、「描く」楽しさの根本となっているように思います。

大人でも同様で、作品のアイデアを出すために模索したり、自分の中のものを表現しようと描き出したものを「ドローイング」と呼び、最初は意味がなくとも描いてみることで、新しい作風やアイデアの発見につながることがあります。また、ドローイングは「絵の具で塗るのが楽しい」、「線を引くのが楽しい」そんな純粋な気持ちを感じるのにも効果があります。

絵の具を飛ばしてみたり、素早く描き殴ってみたり、複数の色を滲ませてみたり…。なかなか、できそうでできない自由な絵の具遊び、童心に帰って大きな画用紙でやってみたいものです。


　
↑水彩画教室Pastel 2023年展覧会DM

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子どもの擦画と大人のドローイング
1歳のさつが期 作品

水彩画のコツ 豆知識
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