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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
画材で魅せる水彩画 -クレヨンと水彩絵の具 -(2023年5月号掲載分)

輪郭線を鉛筆で描く時とペンで描く時では表情が違って楽しめますが、その他の画材としても、色鉛筆やクレヨンを水彩と合わせて試してみるのも面白いです。
クレヨンは油性、水彩は水性ですので「水を弾いてしまって上からはうまく描けないのでは?」という疑問が出ますが、そこは紙によって変わるようです。
紙の表面がツルツルであったり、ドーサ引き(滲み止め)が強めの画用紙では弾くことも考えられますが、クレヨン部分が輪郭線程度であれば問題がなさそうです。上のイラストのように教室で使用している画用紙や、スケッチブックなどの凹凸のある画用紙では、水彩の水分がよく染み込むので、クレヨンとの併用もやりやすかったです。
薄紙にクレヨンと水彩を用いたドローイング例

クレヨンで描く輪郭線は画用紙の凹んだ部分には入らず、白い隙間を残したガサガサした独特の調子になります。水彩絵の具では水の量によって滑らかな調子もガサガサした調子も作れますが、水が多めの瑞々しい調子をクレヨンに合わせると、それぞれの特徴が際立った作品になりやすいです。
子どもっぽくなるイメージのクレヨンですが、描く題材によってはお洒落な作品にもなりますので、お家にクレヨンがある方はぜひお試しください。
クレヨンと水彩絵の具
絵画 水性と油性一緒に使えるか
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
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