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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2014年4月号掲載分)
反射で魅せる水彩画 - 反射で質感に違いを出そう -
モチーフにはツルツルしたもの、ザラザラしたもの、ふわふわしたものなど様々な質感があります。絵を描く時には質感を表せるかどうかで、「そのものらしさ」が変わってきます。今回のワンポイントでは『反射光』と『映りこみ』で質感を捉える練習をしていきたいと思います。
反射光の量を捉えて質感を出す
下の2つの球体は反射光の量を変えて色を塗ってみた例です。
Aは地面の光を反射して下部がほんのり明るくなっています。
(トマトや玉ねぎ、プラスチックやビニール素材のものなど)
BはAに比べて反射光があまりない状態です。
(炭、岩、粘土、フェルト素材などツヤの無いのもの)
映りこみを捉えて質感を出す
次の下の2つの球体は映りこみを比較してみた例です。
Cは下に引いた紙や蛍光灯などの映りこみがはっきり見えるもの。
(ステンレスなどの金属製品、ガラス、鏡など)
Dは映りこみがほとんどないもの。
(Bと同様に岩や粘土など)
静物画などでモチーフを観察して描いていく時に、反射光がどの程度あるのか、また映りこみがどの程度あるかを見てみましょう。これらの反射である程度の質感を想像させることができるので、点描や線描、ドライブラシといった表面を細かく描くテクニックと合わせて覚えておきましょう。
反射光と映りこみを描く 質感を出す
水彩画の描き方
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