水彩画教室Pastel(パステル)ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2014年12月号掲載分)

模写で魅せる水彩画 -  他者の作風を体験してみよう -

模写とは、他者の作品を忠実に再現すること。
色合いやタッチなど、その作家の作風を写しとることで作品の意図や描き方などを体感できます。日本でも西洋でも絵画では古くから模写が行われており、有名作家も師匠など先人の描き方を学んだ後に自分の描き方を確立していくことが多くありました。

また、現在では研究者、美術館関係者などで絵画の保存や研究を目的とした模写も行われています。

ゴッホと歌川広重 ジャポニズム 影響


画材や時代に関わらず、模写は私たちにも役立ちます。
まだ水彩画に慣れていない方(どう描いていいかわからない方)や、何枚も作品を描いて水彩画に慣れてきた方も新しい表現がしてみたい時に模写は効果的です。

気になる方はぜひやってみましょう!



どんな作家・作品の模写がオススメか?

模写といっても人によって学ぶ部分は違います。模写は構図のとり方、色の組み合わせ方、技法のやり方など、様々なところで自分の身になる部分があります。目的別に作品を探してみてもいいですし、美術館などで自分が好きだと思った作品や、このタイプは思いつきもしないと思う作品など気になったものを気軽に模写してみるのもいいですね。


模写のメリット 何を学ぶか?

絵を始めて間もない方はぬり絵もオススメです!
どの部分をどのくらいの濃度で塗っているかなど、見本を見ながら描いてみるだけで上達も早いように思います。 (⇒ 水彩画ぬり絵 通販)

ぬり絵や模写をやってみると、見本とは色やタッチが全然違うものになってしまうことも多くあります。ですが、その筆のくせや色合いなどが自分の個性になってきます。はじめはあまり気にせず、楽しく模写をしてみましょう!

模写作品を展示をする時は…

模写作品を展示する時は、その作品が模写とわかるように題名のつけ方に配慮しましょう。また、著作権のある作品の模写をして販売をしては問題になりますので気をつけましょう。






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