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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2015年5月号掲載分)
花で魅せる水彩画 - バラのスケッチをしてみよう! -
今回のワンポイントレッスンは、次回の野外スケッチ会や教室でお花を描く時にヒントになる「バラの描き方」についてです。
花の構造を単純な形に置きかえる
バラは単純化するとカップのような形から花びらが外に向かって広がっている形をしています。
はじめに単純な構造を頭の中に入れておくと複雑な形に惑わされず、まとまりのあるスケッチになっていきます。
花の色の変化や濃淡を捉える
バラには花びら自体に色の変化が入っているものと、花びら自体は1色のみのものがあるので、着彩をする時には種類によって塗り分けてみましょう。
花びらが単色で色の変化が無い場合は、光の当たった部分と影になった部分を塗り分けて陰影で濃淡を表現すると、単調にならず光を感じるスケッチになります。
一方、花びらにグラデーションが入っていたり、根元から花びらの先まで黄色からピンク色など色の変化が見られる花は、その色自体の変化を観察してスケッチすると手早くその花の雰囲気が出ます。
(花びら自体の色の変化と光による陰影を両方描こうとすると時間がかかるかもしれません。静物画などじっくり見て描く場合にやってみましょう!)
水彩・鉛筆 バラの花 スケッチ
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