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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2016年11月号掲載分)
明暗で魅せる水彩画 - 明暗対比の効果を知ろう! -
突然ですがクイズです。左右の雪だるまは明暗に秘密があります。
雪だるまの明度はどう違うでしょうか?
@ 左の方が明るい
A どちらも同じ
B 右の方が明るい
正解はA番「どちらも同じ」でした。
とはいえ、左の方の雪だるまが明るく感じませんでしたか?
これは同じ色の主役もまわりの明暗によって明るく見えたり暗く見えたりする目の錯覚を問題にしたものです。はじめからどちらも同じ濃さに見えたという方は、紙(画面)を少し離してみてみるとその違いがわかりやすいのでやってみてくださいね。
明暗対比の効果を知ろう!
雪の風景など冬のモノトーンな絵や、白いモチーフを描く際には、上記のような明暗対比の効果を知っておくと使える事が多いかもしれません。
例えば、主役が白い水差しで立体感や質感などを描き込みすぎて暗く見える場合、背景をより濃く塗ったり、近くに固有色の濃いモチーフを並べると暗く見えていた水差しが明るく見えることがあります。このように、ひとつの色の明暗だけではなく周りとのバランスで見せ方を後から変えることもできますので、暗く見えすぎる、または明るく見えすぎる時はぜひ周りの色も一緒に考えてみてくださいね。
明暗対比の効果
水彩画の明暗表現
水彩画のコツ 豆知識
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