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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2016年10月号掲載分)
季節の色彩で魅せる水彩画 - 春と秋で色彩を変えてみる -
この頃はだいぶ涼しくなりました。これから秋のモチーフの作品も増えてくる頃かと思いますので、季節による色彩の参考見本をご紹介いたします。
季節による色彩のイメージを知ろう!
一般的にイメージされる色を知って絵の中に取り入れると、作品を見た人にスムーズに季節を感じさせることができます。
季節によって移り変わる光の量の変化、
植物や山の状態など自然の変化でイメージされる色が変わります!
季節の色彩を少し取り入れるだけで絵の印象が変わる
風景作品で緑などの色がいつも似てしまう場合には季節による色彩の違いを取り入れてみると良いかもしれません。同じ場所を描いていても、少しの色の違いによって感じる季節が変わってきます。特に秋は春に比べ少し鈍色にすることで秋らしさが出せそうです。作品全体を鈍い色にするのではなく、色の濃い部分やモチーフの一部など、少し取り入れるだけで効果はあります。
(例)葉の色や空の色を鮮やかにするほど光が当たって明るい印象に。
鈍色にすると秋や曇りの日といった光の少ない印象になります。
黄色や赤など固有色を変えるのが難しい場合は白いもの(建物)の影の色を少し工夫してみるのもおすすめです。
もちろん例外はもありますので、上記は参考程度に知っておいてくださいね。
春と秋で色彩を変えてみる
水彩画の色彩表現
水彩画のコツ 豆知識
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