水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2016年9月号掲載分)

鉛筆で魅せる水彩画 - 使いやすい鉛筆の削り方 -

普段の作品の下描きやデッサン、またはスケッチやクロッキーなど描く絵のジャンルや画風によって必要な鉛筆の硬さ(濃さ)や芯の長さが変わってきます。今回のワンポイントでは、鉛筆の扱いについてお話します。


鉛筆の芯の長さを調整しよう!

鉛筆を横に寝かせて広い面積を塗りこむ時には、芯が長いと便利です。
普段下描きとして鉛筆を立てて描く場合は市販の鉛筆削りも使いますが、デッサンやクロッキーなど鉛筆での表現を増やしたい場合はカッターナイフで削って芯の長さや先の尖り具合などを調整するようにしてみましょう!こだわった分だけ表現の幅が広がります。

鉛筆の芯の長さとタッチの違い

↑ 柔らかく折れやすい3B以上の濃い鉛筆は芯を短めに、2B以下やH系は芯を長めにしておくと使いやすいです。



鉛筆の安全な削り方

鉛筆を削る際は下の図のように、刃は短めで自分に向かないよう外向けに、親指で押して少しずつ削ると安全に削れ、長さの調整もしやすくなります。

鉛筆の削り方 デッサン、水彩下絵など

少しずつ回転させながら木の部分から削り始め、必要な分の芯が出たら、芯の部分の形を整えます。あまり力を入れずにやってみましょう。どんな絵の場合にどの鉛筆の状態がよいのかは、その時々でぜひ講師にたずねてみてください。カッターなど刃物の扱いにはくれぐれもお気をつけくださいね。








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使いやすい鉛筆の削り方
鉛筆の芯の長さの調整

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