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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2018年5月号掲載分)
白で魅せる水彩画 - 白い色を表現する -
まぶしい光、暖かい木漏れ日、星空、白い花など…白い色を表現するには描きたいモチーフや画材・技法によっていろんな方法があります。今回は簡単にその種類をご紹介しますので、使ったことがない表現方法にもぜひチャレンジしてみてください。
塗り残し
白のまわりを塗る(画用紙の白を塗り残す)ことで表現する最もスタンダードな方法。透明感がある白では一番明るい色です。
マスキング
こちらも画用紙の白を活かす方法で、マスキング液やテープで白の部分をあらかじめ覆い、色を塗った後に液やテープを剥がします。白くしたい部分が細かく多い場合にはマスキング液がオススメです。
スクラッチ(削る)
後から画用紙の白をシャープに出したい場合はカッターナイフで削る方法もあります。紙が傷つくので一番最後にやります。
拭き取り・洗い出し
絵の具を塗った後、水のついた筆で撫でて、ティッシュ等で拭き取る技法です。
明るすぎない柔らかな白や光の表現にオススメです。
不透明の白い絵の具
アクリルガッシュや胡粉など白い不透明絵の具を後から乗せる方法。星空や水しぶきには歯ブラシなどで細かく飛ばすことも。(透明の白絵の具は下の色が濁って出てくるのであまり白くなりません。)
透明水彩の場合、広い面積を白くしたい場合はなるべく画用紙の白を活かした表現を目指し、目的によって他の表現も使い分けてみましょう!
水彩で白い色を表現する方法
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