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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
背景で魅せる水彩画 - 主役に合わせた背景作り -(2020年1月号掲載分)
下のアセビの作品は背景の青の特に濃い部分を指で隠してしまうと、なんだか頼りない絵になります。このように背景の作り方で作品の見え方が変わります。展覧会前の仕上げの際には背景もぜひチェックしてみてください。
主役の描き込み具合や色の濃度によって背景を変えよう!
作品にメリハリをつけようとする時、一般的には、白などの明るい色の主役の背景には濃いめの色を、色が濃い主役の背景には明るめの背景を入れるとより主役を目立たせることができます。また、ただ全体をフラットに塗るだけではなく、必要な部分に必要な濃度を入れられるとより効果的です。
例えば、次の図では@の背景はフラットに、Aの背景は変化をつけています。(明るい部分の背景には少し濃い色を、反対側は気持ち明るくしています。)そうすることで、主役が立体的に出てきて見えたり、背景に空間が生まれたりする効果があります。
Bのように輪郭線のように塗ってしまうと、その線ばかりが気になってしまうので注意が必要です。濃くしたい部分があれば、モチーフのすぐ隣を濃いめに塗り、外に向かってだんだん淡く馴染ませていくのがコツです。
絵によって濃くした方がよい部分や合う色合いも違ってきますので、教室でぜひ講師に相談してみてくださいね。
主役に合わせた背景作り
水彩画 背景の描き方
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
水彩画教室Pastelの教室では、お好きなモチーフで皆さま一人ひとりに合った内容を指導します。ぜひ教室の方にも絵を描きにきてくださいね。