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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
洗い出しで魅せる水彩画 -技法:洗い出し活用法 -(2023年7月号掲載分)
水彩技法の「洗い出し」はやってみたことがありますか?
絵の具を濃く塗りすぎた部分を調整するために「拭き取る」ことは多いですが、意図的に「洗い出し」をすることで以下のような表現が可能ですので、活用できそうなモチーフがある際には、ぜひお試しください。

お神輿付近の白い部分(砂ぼこり)に「洗い出し」を使っています。
洗い出し活用例
・霧
・雲
・砂ぼこり
・湯気(食べ物や温泉など)
・遠近(遠くを後から表現する場合)
・りんごなどの静物のツヤ出し
↑塗り残しとは違った、ふんわりとしたタッチになります。
洗い出しのやり方
1.洗い出しを使う場所の背景を描き込みます。
2.背景を乾かした後に、水のついた筆で色の取りたい部分の表面をなでます。
3.すぐにキッチンペーパーやティッシュ等で拭き取ります。

水彩画技法:洗い出し活用法
拭き取り・洗い出し
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
水彩画教室Pastelの教室では、お好きなモチーフで皆さま一人ひとりに合った内容を指導します。ぜひ教室の方にも絵を描きにきてくださいね。