水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

物語で魅せる水彩画 -物語を題材に絵を描く -(2023年8月号掲載分)

平安時代に発達した、物語に絵を添えたものを「物語絵」といいます。(源氏物語や伊勢物語が有名です。)また海外でも、ギリシャ神話を題材にしたものなどの絵画が多くあります。このように、古くから物語には絵が添えられイメージを伝える手段として、現在も本の挿絵や漫画、紙芝居、絵画など様々な場面で表現されています。

オフィーリア
↑ 19世紀にシェークスピアの悲劇から題材をとって描かれた「オフェリア」という作品。(作者:ジョン・エヴァレット・ミレイ)

私たちも題材が決まれば、手軽に物語の絵に挑戦することができます。 当教室でも、お子さんが絵本の一部を描いた作品がよく見られます。自分なりに表現してみることで、より思い入れのある作品になったことと思います。


那須与一
↑ 『平家物語絵巻』巻十一より屋島の戦い「扇の的」
 那須与一を描いた有名な作品ですね。


例えば、好きな小説の一場面を挿絵を作るように描いてみる。絵柄が好きな絵本の模写をしてみるなど…。全く無いものからイメージを作り出すのは難しいので、物語に出てくる物や風景を、実際の物や風景を見て参考にしてみたり、身近な人物をモデルにすることもあります。








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