水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

HOME > ワンポイントレッスン > 歴史画や風刺画を描く

水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

題材で魅せる水彩画 -歴史画や風刺画を描く -(2023年9月号掲載分)

前回のワンポイントレッスンでは、物語を題材に描く内容をお伝えしましたが、題材は他にも様々なものがあり、世の中の動向やありさま、そこに自分の考えなどを表現した絵画もあります。

社会や人物・政治などへの批判を特徴を誇張して描くものを「風刺画」、歴史上の事件を描いたものを「歴史画」といいます。また、戦争の内容を描いたものを「戦争画」といいます。

「戦争の悲惨さを知ってほしい」、「世の中の不合理や矛盾に反発する気持ちを表現したい」など、これらの題材には強い意志を感じます。中には、歴史上の人物を大きく見せたり、皮肉を入れてみたりなど、絵画を通してイメージ操作を狙ったものもありそうです。


風刺画

↑「魚釣り遊び」教科書にも出てくる有名な風刺画。ジョルジュ・ビゴーの作品。
日清戦争前の様子で、魚(朝鮮)を釣り上げようとする日本と中国(清)、横どりをたくらむロシアが描かれています。



戦争画

↑ スペインの画家パブロ・ピカソが描いた「ゲルニカ」という有名な戦争画。ドイツ空軍による無差別爆撃を受けた際に描いた絵画で反戦のシンボルに。









前月分へ    翌月分へ





歴史画や風刺画を描く
絵画のテーマ

水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室

水彩画教室Pastelの教室では、お好きなモチーフで皆さま一人ひとりに合った内容を指導します。ぜひ教室の方にも絵を描きにきてくださいね。


▲ページトップに戻る