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タッチで魅せる水彩画 - 水彩技法: 平塗りの活用例 -(2024年4月号掲載分)

水彩 平塗り タッチ

『タッチをあえて分かりやすく残す「線描」や「点描」に対して、ムラなくフラットに塗る技法を「平塗り」といいます。

平塗りは乾かない間に、かすれないよう、水たまりができないよう均一に塗るため、まずはパレットに多めに絵の具を溶きます。塗りはじめて絵の具の溜まりができれば、それを伸ばすように塗り進めていきます。
水彩 平塗り 描き方

伸ばす向きや手順は人によってやりやすさが違うので試し紙に試してから塗ってみましょう。
水彩 平塗り 塗る向き

平塗りは空や海など広い面積をすっきり見せたい時に良いです。また、しっかり陰影まで描き込んだ主役に対し、背景だけ平塗りすることもあれば、例のりんごやケーキのように、作品全体を平塗りタッチにして、デザイン的に仕上げたりすることもできます。どちらもスタイリッシュに見せたい時に有効です。とはいえ、水彩絵の具と筆、水、教室の画用紙の特性から、完全にムラなく塗るのは難しいです。(見本にもムラがありますね。。)多少の色ムラも味として受け取り、気軽に作品内にとり入れてみましょう。
水彩画 平塗りの描き方

水彩画 平塗り ケーキ





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水彩技法: 平塗りの活用例
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水彩画 平塗りの描き方

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