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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

タッチで魅せる水彩画 -水彩技法:点描の活用例 -(2024年3月号掲載分)

『点描』は点または、それに近い短いタッチを重ねて描く技法です。一口に点描と言っても水彩画で表現する際は、筆のサイズ、水の量、均一に塗るかどうかなどで、見せ方が様々ですので、今回はその例を見ていきましょう。

点描の大きさ 水彩

身近な例では、木や山の葉の表現に点描はよく使われます。菜の花畑など花が広範囲にある場合などにも有効ですね。細筆と大きい丸筆では出来上がりが違うので、モチーフ内容によって使い分けます。さらに水の量や濃淡で遠近の差をつけたりもできますね。

規則的な点描 水彩

↑ 規則正しく点を並べるとレンガや瓦屋根などの部分的な人工物にも使えます。


ミリペン 点描 水彩

↑ 右の例は、ミリペンで点描画を描いて、その上に水彩で色をつけた例です。(0.3mmを使用)ミリペンで濃淡までつけた場合は水彩はさっと塗るだけの方が点描が生かされます。線で描く絵とはまた違った雰囲気が作れます。


細かい点描は手数が必要で大変ですが、たくさん描き込むことで見応えのある画面を作れたり、独特の雰囲気になったりします。初めての方は、まずは大きめタッチの点描を部分的に取り入れてみるのがおすすめです。





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