水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

HOME > ワンポイントレッスン > 水彩技法:ドライブラシ活用例

水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

タッチで魅せる水彩画 -水彩技法:ドライブラシ活用例 -(2024年2月号掲載分)

筆の筆跡が残る印象的な方法として、ガサガサと乾いた調子になる『ドライブラシ』という技法があります。ドライブラシとは、絵の具のついた筆の水気を少なくして、カスレさせて描く技法のことをいいます。紙の目の荒い紙ほど表現しやすいでしょう。

ドライブラシ

ドライブラシは、水気を少なめにした丸筆や平筆を使います。筆の水気はキッチンペーパーやティッシュ等に吸わせ、パレット上や試し紙の上に筆を押し付け、ボサボサにして毛先を割った状態で塗ります。(@)うまく毛先が割れない場合は筆の根本を指で押さえるとやりやすいです。(A)
ドライブラシ 筆を手で割る方法


動物の毛並みの他、人の髪の表現、金属が錆びた様子、草の群生、木の木目、水の流れなど様々な表現に使ったりします。
水彩技法 ドライブラシ 活用例1


水彩技法 ドライブラシ 活用例2


例を見ると筆の向きや重ね方で意外と幅広い質感を出せることがわかりますね。





前月分へ    翌月分へ





水彩技法:ドライブラシ活用例
絵画のタッチ、筆跡、筆触、筆致
水彩画 ドライブラシ 描き方

水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室

水彩画教室Pastelの教室では、お好きなモチーフで皆さま一人ひとりに合った内容を指導します。ぜひ教室の方にも絵を描きにきてくださいね。


▲ページトップに戻る