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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
雨水で魅せる水彩画 - 水彩絵の具で雨水アート -(2024年6月号掲載分)
今回は筆のタッチのお話からは離れて、季節のアートを少し紹介したいと思います。
梅雨の時期、雨の日が多く外に出るのもおっくうになりがちですが、水で溶ける水彩画では雨水を利用した作品も気分が変わって楽しそうです。

【雨水アート手順例】
雨の降っている日に、画用紙に濃い目の絵の具を塗って、乾かないうちに外に出て雨水にさらしてみましょう。雨の強さによって表情が変わります。また、色が違うパターンを試してみても面白いですね。

↑教室の画用紙を使い、雨水で滲み模様をつけた例。

↑「貝殻とビー玉」作品例 (凹凸の少ない画用紙を使用)
@ 雨水で滲みを効かせた後、乾かす。
A ペンで線画を描く。
B ハイライトを水のついた筆で擦って拭き取る。
C 陰を固有色で少し塗って完成。
自然に身を任せた作品は、その時々で表情を変え、意図しなかった作品に仕上がることも。例のように、雨水アートを下地に、さらに上から絵を描くのも楽しそうです。
水彩絵の具で雨水アート
芸術・美術 偶然性を活かす
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
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