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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
タッチで魅せる水彩画 - 平筆を使って描く・活用例 -(2024年7月号掲載分)
筆の種類で使い分けをする時、絵の主役の描き込みは丸筆、背景など広い所や下塗りに平筆を使うというのが一般的ですが、今回は平筆でできるタッチの表現例を紹介したいと思います。案外、背景以外にも使えます。
水彩画の平筆活用例
平筆はその幅のある角張った形を利用することで、点描も線描も丸筆とは違った風合いに描き進めることができます。また、ひと筆の中だけでグラデーションを作ることもできます。
↑平筆点描1(規則的)
規則的な点で描くとレンガなど建物の調子にも使えます。
↑平筆点描2(ランダム)
ひと筆が太いので、色の重なりがきれいに出しやすいです。
↑平筆線描
平筆の太い面と細い面を重ねた例。細い向きでも塗り進められます。
↑平筆 グラデーション
平筆の太さを利用して、ひと筆の中でグラデーションを作ることもできます。
↑平筆だけで描いたクリスマスローズの作品例
上の静物ドローイングのように、平筆をメインに使って描く絵も角ばったタッチの重なりが面白いので、ぜひ挑戦してみてください。細い面も使うとある程度細かい部分も塗れますし、輪郭線からの少しのはみ出しも味になります。
水彩 筆のタッチ 筆跡 筆触 筆致
平筆の活用例
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
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