水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

ぼかしで魅せる水彩画 -描いた詳細を後でぼかす-(2025年8月号掲載分)

風景画などでは一般的に、広い面積を塗ってから細かい部分を描き込んでいく手順が多いですが、今回は意図的に、細かく描いた後、上から薄めの色で塗って詳細をぼかした例を紹介いたします。

風をイメージした風車の風景 水彩画


背景の点描を目立たせすぎない為のぼかし

 水彩画 点描をぼかした風のある表現
今号の表紙作品「ギリシャミコノス島の風車」では、空に点描を使って風の流れをイメージしたような表現をしています。点描は、その一点一点の色が濃いと隙間の白と相まって、主役の建物よりも目立ってしまいがちです。そこで、点描で描いた後に薄めた青い絵の具でベタ塗りをして明暗差を落ち着かせます。


あえて主役をぼかして雨のような表現にする

 水彩画 ぼかしで雨や夕立の表現
もう一点の例です。細く濃いめに描いた木の枝の上に、あえて後から雨をイメージした縦向きのタッチの背景を足します。この時に全部の枝をぼかすのではなく、一部の枝だけぼかし、はっきりした枝も残すように塗り込みます。そうすることで主役の明暗のメリハリを保ちつつ、雨に濡れて滲むような表現にできます。







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水彩画 描いた詳細を後でぼかす
絵画で雨や夕立の表現をする

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