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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2011年9月号掲載分)
関係性で魅せる水彩画 - モチーフを重ねて纏まりを -
下に3つのモチーフをイメージした形を並べてみました。@はモチーフがバラバラな感じがして主役や脇役もはっきりしません。Aは影などを描いていなくてもモチーフが同じ空間にあるように感じられますし、まとまりがあります。
このように複数のモチーフを描く時は、構図をとる段階で位置関係を工夫して重ねることで作品にまとまりが出てきます。(形を重ねることをオーバーラップといいます。)
丸いモチーフなどそれだけでは重ねにくい場合は、倒したビン、下にひく布、横に添えた花、紐やリボンなど長い形のモチーフを意図的に重ねてみましょう。長い形のモチーフは斜めに置くと遠近感も出るので、まとまり+奥行きを表現しやすくなります。
1枚の作品の中で物語を創るような感じで楽しく考えてみましょう。
水彩画の描き方
水彩画の優しい描き方
水彩画の簡単な描き方
水彩画のコツ