水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2018年7月号掲載分)

人物で魅せる水彩画 - 顔色のいろいろ -

人物の顔色は年齢・性別・状況(光が当たっているかどうか、絵の主役かどうか)などに応じて色選びを変えていくと表現の幅が広がります。下記はあくまで例ですが参考にしながら色を選んでみてください。
 おじさんの顔色 水彩の描き方



子どもの透き通った顔色

透明感ある子どもの肌を表現したい時は、なるべく明るく鮮やかな黄色と赤系を混ぜるのがオススメです。パレットに汚れがないか確認し、発色の良い状態で塗っていきましょう。塗り重ねすぎるとくすんでくるので注意。

水彩 肌色の作り方 子ども



おじさんなどの少し歳をとった顔色

ゴツゴツっとした大人の顔は子どもとは逆に少しくすみがあるぐらいの色が自然な印象に。下の色は帽子の陰や顎のすぐ下の首の陰などにもよいかもしれません。子どもの色も大人の色も、白い絵の具は使わなくても水の濃淡だけで色の幅が出せます。

大人の顔色 水彩 肌色の作り方

※ 印刷やPC画面の関係で例の色味は実際の色味とは異なります。



ジョーンブリヤンを使ったお化粧っぽい肌色

市販のいわゆる日本人の肌色に近い色で「ジョーンブリヤン」という色があります。こちらは半透明の白を少し含んだような色をしているので、ファンデーションに近いイメージをもつと良いかもしれません。水で伸ばしながら描いていくと大人の女性の肌に使いやすいです。

ジョーンブリヤン 肌色 水彩










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水彩で人物の色を表現する
水彩 肌色の作り方

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