水彩画教室Pastel(パステル)絵画ワンポイントレッスン

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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン(2019年7月号掲載分)

淡彩で魅せる水彩画 - 淡彩画を描いてみよう -

会報誌前号のクイズで『淡彩画』の内容を出したところ、ご興味を持って頂けた方がいらっしゃったので、今回のワンポイントでは淡彩画についてもう少しご紹介致します。


淡彩画とは?

淡彩とは、あっさりと彩ること。鉛筆によるデッサンやスケッチの上に水彩絵の具を薄く重ねた絵のことをいいます。



淡彩画の例

・風景スケッチなどで、鉛筆で形を描いたら、さっと淡く水彩で色付けをして描き込みすぎずに完成させます。
たくさん枚数を描く場合に良い描き方です。また、パステルカラー調など淡くきれいなイメージを出したい時にもオススメです。(@)

風景 淡彩スケッチ


・静物などでデッサンのように陰影まで鉛筆で描き込み、水彩を使う時は水で薄めに溶いた絵の具をつける程度にして、鉛筆を活かします。水彩で陰影をつけた時よりも彩度が落ちますが、鉛筆の味が出て、また違った雰囲気の作品になります。(A)

静物 淡彩画 鉛筆で陰影をつける


どちらも水彩はさっと塗る程度にとどめています。これからの時期、ハガキサイズに涼しげなモチーフを描いて暑中見舞いや残暑見舞いとして送ったら喜ばれそうです。








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