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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
水滴で魅せる水彩画 - 水滴を描いてみよう -(2020年6月号掲載分)
梅雨時期に雨のかかったお花を描いてみるのも面白いものです。今回は水滴の描き方を紹介致します。最初は紙の切れ端にでも構いません、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

水滴の描き方1:下描き
下描きはシンプルな濃すぎない線が◎です。二重線や濃い線は、立体感を損ない悪目立ちしてしまうので注意。
水滴の描き方2:ハイライトと影を作る
ハイライトは紙の白を残すか、潰してしまった場合は拭き取りや、アクリルガッシュの白などで入れてもよいでしょう。ハイライトを作ったらその反対側に水滴自体の影を入れます。影は水滴の中の色よりも濃いと自然に見えやすいです。
水滴の描き方3:水滴の中
基本的には水滴の乗っているモチーフの色やその陰色を使います。(葉っぱの上に水滴がある場合は葉っぱに使っているみどり色を使って水滴を塗ります。)水滴の中の部分は、形や位置、周りの環境によって濃淡の見え方は変化しますが、影よりも薄い色を使ってグラデーションにすると自然です。
@は背景と水滴の色の関係(隣り合った時にどちらが濃いかなど)を丁寧に追って描いた例です。大きさやタッチ的にそこまで詳しく描くのが難しい場合はAのように輪郭近くの内側を白く塗り残すのもありです。軽やかでシンプルに見えます。(上のフヨウの絵もAを簡単に描いた描き方です。)
水滴を描いてみよう
水彩 リアルな水滴の描き方
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
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