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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
滲みで魅せる水彩画 - 先に滲みで雰囲気を作る -(2021年3月号掲載分)
他のモチーフに比べると淡く色数もあまりない菜の花。季節的にも爽やかに仕上げたいところですが、黄色、黄緑で着彩するだけでは少しさみしい感じになりがちです。そこで今回は最初に背景を水彩技法の「滲み」で描いて華やかにする描き方の紹介です。
水彩技法:滲みのやり方と水加減
1.はじめに水だけを含んだ筆で絵の具を滲ませたい範囲を濡らします。
(写真は黄色を滲ます時の例です。)
垂れるほどの水たまりができた場合は、水を切った筆やキッチンペーパー拭き取ります。(光を当てると紙の凹凸が光る程度が○)
2.ネバネバしないぐらいの少し濃い目にといた絵の具を筆でトントンと乗せるように付けていきます。絵の具は乗せた部分からだんだんと外に広がり、水で濡らした範囲の中で滲んでいきます。
3.黄色、緑系なども使って、背景にも菜の花畑があるような雰囲気にします。また、青空も同様に滲みで作っていきます。
4.しっかり乾かしたら花や葉を着彩します。
水彩で菜の花を描く
水彩画 滲みの技法を使って背景を描く
水彩画のコツ 豆知識
京都 絵画教室 初心者のための水彩画教室
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